あづみ野時代

炉の中でドロドロに熔かしたガラスを、竿で巻き取って外に出し、固まるまでの間にイメージした形に仕上げて行く、その宙吹きという技法に深い魅力を感じて、楽しく試行錯誤していた時期です。
作品タイトルはほとんどが「はじまりのかたち」生命の発生・分裂、様々な過程や他の要因の影響を受け形を変化させて行く様。自らの成長の姿と重なり合わせてイメージした作品です。

はじまりのかたち